emacs 23.1 をコンパイルしてみた1 2009/08

>./configure --prefix=/home/hirai/local --with-x
>make
>make install

起動してみると、あっさり日本語まで階調フォントで出るではありませんか・・・ 前の苦労はいったいなんだったのか…

漢字変換を試してみると、Ctrl-\ での入力はうまくいくけど、boiled-egg での入力はだめな模様。

egg-separate-languages: Wrong type argument: arrayp, nil
とかいわれてしまいます。何だろう…

emacs日本語入力(tamago+anthy) 2008/09

しばらく日本語コメント禁止の部署にいたのだが、人事異動で来た新部署では日本語コメントOKになった。とたんに快適な日本語入力環境がほしくなる。。

が、新しく割り当てられたLinuxPCが、Fedora4(2008年10月現在…)で古っ!!! デフォルトの日本語入力が何かはよくわからんのだが、いまさんなので入れ替える。

目標は、SUN3時代の mule+boiled-egg+Wnn の環境。辞書のアホさはおいといて、操作性ではいまだにこれを超える日本語入力環境は無いと思っている。というわけで、これと同等の操作性を目指す。

まず、Wnnに関しては FreeWnn? があるのだが、試しては見たものの anthy のほうが辞書が新しいということで今回はパスとした。

anthy 日本語入力 method のインストール

ほぼ開発完了のようだが、Anthy Wiki をみると、まだ若干の活動があるようだ。たいていの情報はこのWikiに書いてある。

最近のディストリではデフォルトで入っているらしい(Fedora5以降)が、バグもあるし、辞書も新しくなっているようなので、最新ソースからコンパイルをお勧め。

リリースページ から最新ソース(記述時点で anthy-9100e.tar.gz)をゲットしていれる。以後、バージョン番号は適当に読み替える。

ソースの取得
wget http://keihanna.dl.sourceforge.jp/anthy/29142/anthy-9100e.tar.gz
※sourceforgeのリンクを1回クリックして表示されるリンクが実体なので注意

ソースの修正
wiki の Emacs で使う→tamago な Anthyにある修正を入れる
http://www.freebsd.org/cgi/query-pr.cgi?pr=68617

コンパイル
tar xvfz anthy-9100e.tar.gz
cd anthy-9100e
./configure --prefix=/usr/local
make
su
make install
/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy
以下にlispファイルがインストールされる。

/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/ にlispファイルがインストールされる。

tamago emacs lisp

Wnn時代の操作が染み付いているので、anthy.el は使わずに、tamago を入れる。

ソースの取得
cvs -d :pserver:anonymous@cvs.m17n.org:/cvs/tamago co tamago
コンパイル
cd tamago
./configure --prefix=/usr/local
make
su
make install
/usr/local/share/emacs/site-lisp/egg
以下にlispファイルがインストールされる。

boiling-egg.el

tamago4 で使える boiled-egg風インターフェース

入力モードを切り替えることなく漢字を入力できるので、プログラム+コメントなど、英字漢字混在の文章を効率的に記述できます。

公式ページ からダウンロードして、load-path の通った適当なDIR(~/lisp等)に入れます。

cd ~/lisp
wget http://www.gcd.org/sengoku/boiling-egg/boiling-egg.el

このままだと、Wnn につなぎにいくので、boiling-egg.el を修正

(defvar boiling-input-method "japanese-egg-wnn")
                     ↓
(defvar boiling-input-method "japanese-egg-anthy")

.emacs の記述

;; -------------------------------------------- Japanese input method 
(set-language-environment "Japanese")
(set-default-coding-systems     'euc-jp-unix)
(push "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/" load-path) 

;;;; anthy setting
(load-file "/usr/local/share/emacs/site-lisp/anthy/leim-list.el")
(load-library "anthy")
;;(setq default-input-method "japanese-anthy")

;;;; tamago setting
(load-file "/usr/local/share/emacs/site-lisp/egg/leim-list.el")
(setq load-path (cons "/usr/local/share/emacs/site-lisp/egg" load-path))
(load-library "egg")
(setq default-input-method "japanese-egg-anthy")
;;(setq default-input-method "japanese-egg-wnn")

;;;; boiling-egg setting
(autoload 'boiling-rK-trans "boiling-egg" "romaji-kanji conversion" t)
(autoload 'boiling-rhkR-trans "boiling-egg" "romaji-kana conversion" t)
(global-set-key "\C-o" 'boiling-rK-trans)
(global-set-key "\eo" 'boiling-rhkR-trans)

※ anthy.el はloadしなくてもよさそうだが、単語登録のときにひらがなが入れれなかったので入れた。

アンチエリアス対応のemacs Xft GNU Emacs その2

断念モードから再度挑戦中

CVS の 22.3 のリリースツリーをとってきてコンパイルしてみる

cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/sources/emacs co -r EMACS_22_3 emacs
./configure --enable-font-backend --with-x-toolkit --with-xft --prefix /home/hirai/local

【だめでした】アンチエリアス対応のemacs Xft GNU Emacs

端末の解像度が低いので、アンチエリアスつきのemacsを入れて、fontを限界まで小さくする作戦を立てた。 最新のemacsとと古いFedora4の組み合わせでどうなるか・・・

CVS の HEAD をとってきてコンパイルしてみる

cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.savannah.gnu.org:/sources/emacs co emacs
./configure --enable-font-backend --with-x-toolkit --with-xft --prefix /home/hirai/local
※共用PCなので、システムの emacs は上書きしない。
make bootstrap
エラーがでてもた…
型宣言の無い型を使った変数宣言がある… だめやん。header 入れ忘れか?
ちなみに今日は 2008/10/30

あきらめてfedoraのrpmと一緒においてあるソースパッケージをもらってくる。

wget http://people.redhat.com/coldwell/emacs/repo/fedora/9/SRPMS/emacs-23.0.60-20080801.fc9.src.rpm
su
rpm -ivh emacs-23.0.60-20080801.fc9.src.rpm
exit
tar xvfz /usr/src/redhat/SOURCES/emacs-23.0.60-20080801.tar.gz
cd emacs-23.0.60
./configure --enable-font-backend --with-x-toolkit --with-xft --prefix /home/hirai/local
make bootstrap
  同じところでエラーが出た。
  ここにきてググってみたら、ライブラリが古いらしい。なんのライブラリかは未検索
  ライブラリを使わない設定があるらしいので、configure 変えてみる
./configure --enable-font-backend --with-x-toolkit --with-xft --prefix /home/hirai/local --without-rsvg
make bootstrap
ダンプの時に1回落ちてもう一回実行したらなんとか通ったので
make install
~/local/bin/emacs
一応起動して動いた。でもboiling-eggで変換するとこける。
やっぱだめか…
ちなみに、英字フォントはちゃんとアンチエリアスがかかってるけど、日本語にはかかっていない。
popupの類の日本語にはちゃんとかかっているので、設定の問題と思われる。
メニューの下にアイコンが並んでるやん。ユーザーを増やすためにはいいのかもしれんが、emacsにはなじまないよなぁ。
もう一度 head ツリーに戻ってやってみよう。
手順省略(上と同じ)
どうやらバージョンはRPMのツリーと同じ20.0.60らしい。
今度は何のエラーも無く終了
~/local/bin/emacs
あれ、今度はアイコンがでないや。
そういえば、メニューが表示されてるけど、(menu-bar-lines . 0)が効いてないのか。
メジャーバージョンが2つもあがっているので、設定ファイルも変わってるらしい。
漢字変換を試してみる。
C-\ での tamago+anthy の変換はOKだけど、boiling-eggで変換すると
  egg-separate-languages: Wrong type argument: arrayp, nil
とおこられ、そのバッファーの入力ができなくなる。kill-bufferはできるけど。
上記エラーメッセージでググっても何もHITせず。だめだこりゃ。
普通のanthyが使えるなら、使えないことは無いが、今回の目的が達成できてないなぁ。
他の記事にあった unicode2 ブランチを試してみる。
configure したら、HEADに収束したからそっち使えって。万事休す…

というわけで、とりあえず仕事が忙しいので中断モードに遷移 2008/10/30 13:00。
14:00 追記:M-x gdb も動きません。業務でgdbを使うのでこれは致命的… 断念モードへ遷移します。


  

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Last-modified: 2009-08-03 (月) 13:38:07 (5374d)